1964年10月10日の空 [screen music]
現在テレビでオリンピックの開会式を放映しております。
用事をしながらチラチラ見ております。
無観客の競技場。今日は大谷も無安打だったので気持ちが盛り上がりません。そのせいだけではありませんけど。
今日も暑い一日でした。
きょういちばんのウレシかったことは真っ青の空に浮かんだというよりは、空を占領した巨大な夏雲の白さ。あんな真っ白な雲を見たのは久しぶり。しばらく眺めておりました。そういえば、1964年の東京オリンピックの日も晴れわたった青空でした。
東京上空をブルーインパルスが飛び、五輪の輪を描いていたと知ったのは、帰宅してみたニュースで。もしかしたら、ブルーインパルスの霊力がわたしの気持ちに突き刺さり、空を見上げさせたのかもしれません。なんて。
今日はブログを書くつもりはなかったのですが。
まさか、開会式に刺激されて♪オリンピックの顔と顔 なんて三波春夫を聴いてみたくなったわけではなく、前回のブログで60年代のスクリーンミュージックが懐かしくなり、YOU-TUBEで探して見たわけです。
時間がありませんのでふたつ聴いてみたいと思います。
まずは、昨日の「誘惑」の作曲者らしいテオドラキスの一曲を。
映画としてはアンソニー・クィーンの「その男ゾルバ」やキャンディス・バーゲンの「魚が出てきた日も良かったけれど、音楽としてはやっぱりイヴ・モンタンやジャック・ペラン、トランティニヤンが出たコスタ・ガブラス監督の「Z」ですね。やっぱりギリシア映画で実際にあった民主主義に対する国家テロ事件の感動的かつ悲劇的結末を描いておりました。
https://youtu.be/2S-t_gDPKqg
次にして最後は「誘惑」同様、映画は観なかったけれどサントラ盤を買ってしまったという1曲。
https://youtu.be/_FlZDX3mLN0
イギリス映画で、007を筆頭にスパイ映画がトレンドだった60年代に公開された作品。イギリスの人気小説の映画化らしいのですが、そんなことよりとにかく音楽が好きで何度も聴いていました。いまでも擦れ減ったレコードはジャケットともども段ボール箱に放り込んであります。
観てもいないのにナンなのですが、監督は「ゴールド・フィンガー」をはじめ何本もの007シリーズをとったガイ・ハミルトン。主演はその後「殺しのドレス」(ブライアン・デ・パルマ監督)や「サイダーハウス・ルール」でその演技が素晴らしかったマイケル・ケイン。いい役者でした。
YOU-TUBEの画像は映画とは無関係です。わたしの持っているレコードと同じ音源がこれだけでしたので。
おまけはくどいですが、「Zのテーマ」をもう一度。
「ゴールド・フィンガー」のシャーリー・バッシーがカヴァーしておりますので、歌付きヴァージョンで。これもYOU-TUBEの画像は「Z」ともシャーリー・バッシーとも関係ありません。
https://youtu.be/mvC6zRXwzfQ
2021-07-23 22:22
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