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I dreamed I held you in my arms [country]

you are my sunshine09.jpg


ときどきテレビのCMでカントリーやルーツミュージックが流れてくることがある。シンガーは誰でも、歌詞はどうでもとてもいい気分になる。最近もそんなことがあった。

https://youtu.be/ki9jVUadVK0?si=6OpUXX1JQDzSKSPG

こうなるとやっぱりフルヴァージョンでホンモノを聴きたくなる。
久しくカントリーからご無沙汰で、先日「ブルームーンがまた輝けば」を聴いたのでそのせいかも。

「ユー・アー・マイ・サンシャイン」を歌ったり演奏しているアーチストはたくさんいる。また、何度も聴いているので今回は誰を聴こうか迷った。オリジナルのジミー・デイヴィスとか、ブルースマンのミシシッピー・ジョン・ハートやBBキングもいい。ただはじめはなるべく正調でとうことで、いささか画像はわるいけれどジョニー・キャッシュ、ジュン・カーター夫妻で。

https://youtu.be/JcnNb7Pnmok?si=HzdSdTYTfGAMokpK

「ユー・アー・マイ・サンシャイン」がつくられたのは1940年。当時「歌う映画俳優」としてB級映画に出演していたジミー・デイヴィスと彼のバンドメンバーだったチャールズ・ミッチェルによってつくられたことになっている。
ただ、これは1937年に作曲し39年にレコーディングしたという「ライス・ブラザーズ・ギャング」のポール・ライスから版権を買っただけのようだ。当時困窮していたポールからわずか37ドルで権利を買ったという

ポールは37年にある女性から「あなたの存在はわたしにとってまるで太陽なの」というラブレターをもらい、それをヒントにこの歌をつくったと、その制作過程を語っている。ところがそのポールも、すでに33年にこの歌をつくり公に発表したというオリバー・フッドから買ったのではないかという話もあり「真の作者」はいまだ決着していない。
たしかなことは、ソングライトとしてクレジットされているジミー・デイヴィスらが「真の作者」ではない、ということ。

ただこの歌で最も利益を得たのはジミー・デイヴィスで、これまでの著作権料はもちろん、この歌を最大限利用してルイジアナ州の知事になったのだから。その後この「ユー・アー・マイ・サンシャイン」はルイジアナ州の州歌になっている(3つあるうちのひとつ)。

聴き手としては誰がつくったとしても問題ない。あと10年も経ずしてパブリック・ドメインになってしまうのだから。

ではもう一度「ユー・アー・マイ・サンシャイン」を。
「ユー・アー・マイ・サンシャイン」が使用された映画といえば2000年公開のルーツミュージック・ムーヴィー「オー・ブラザー」Oh brother, where art thou? がある、そこではノーマン・ブレイクの歌が採用されていた。ノーマン・ブレイクはカントリーやブルーグラスのギタリスト&ヴォーカリストで、以前ここでも「峠の我が家」を聴いたようにルーツミュージックも多く録音している。クセのない歌は「教科書」のようで、親しみやすい。
今回は、そのサントラバージョンを全然別の映画のBGMとしてつかっている動画で聴いてみた。その映画のテーマと妙にマッチしていて何とも言えない「ユー・アー・マイ・サンシャイン」になった。やっぱり世界最高の監督であり、役者だなぁ。

https://youtu.be/2UuSrVq8Bbo?si=a1TJ23fzC9QZokrv

バスケは大健闘だね。パリ五輪の権利を獲得したことが最も大きく選手、コーチとも自信に満ちた表情だった。とりわけ東京五輪の女子といい、トム・ホーバスコーチの手腕がスゴイ。
ワールドカップ上位はベストエイトが決まったようだが、地上波での放送はないのかな。わたしも含め「にわかバスケ人気」ではあるけれど、こういう時こそ視聴率度外視してハイレベルの準決勝や決勝を放送すればさらにファンが増えると思うのだけど。

オマケは最近聴いた気もするが、バンドマンが「ユー・アー・マイ・サンシャイン」をリクエストした女の子に恋をするという[Do you know YOU ARE MY SUNSHINE]を。今回はオリジナルのスタットラー・ブラザーズではなく、ゴスペル・ヴォーカルとして知られているブース・ブラザーズとゲイザー・ヴォーカル・ユニットのビル・ゲイザーで。

https://youtu.be/lj0wNZdmUJU?si=9CWgq8JKct-NCpBt


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