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七色ばたけに 妹の [folksongs]

イギリスの農村.jpg


桜は散って選手交代、はやくもツツジが咲いていました。

それどころかチューリップも。
桜は入学式、卒業式のイメージがありますが、ツツジやチューリップは新学年のイメージ。

そのほかタンポポはもちろん名の知らない花がまさに百花繚乱。
いつも通る公園の花壇での話ですが。

さらにはモンシロチョウまで。
モンシロチョウが赤い花々の上で躊躇しているのを見て、わたしの脳内蓄音機の針が下り、
♪緑のそよ風 いい日だね
と懐かしき歌が再生されました。

♪ちょうちょうもひらひら、……

そのあとがでてきません。
♪七色ばたけに 妹が……

またストップ。
以前にもこんなことがあったような。デジャヴか。

童謡唱歌はわが脳内アーカイブスのなかでも最も奥にあるというか古いもの。そういうものから順番に壊れていくんだな。

まあ、家へ戻ってパソコンくんに訊ねてみれば答えはすぐに出てきます。
でも、家へ着いたときにはすでに「歌を忘れた」ことを忘れていたりして。
まぁ、そんなことを心配しても埒はあきません。
まさに春爛漫ではありませんか。
暖かくなると思って一枚脱いできたのですが、もう一枚脱ぎたい気分。中途半端な「緑のそよ風」の鼻歌をうたいながら気分の良い公園の帰路でした。

さて帰宅して、ひと休みしたら音楽を。
ひとり童謡を聴くというのも恥かしいので(誰もいないのに?)、「緑のそよ風」にちなんで「みどりの歌」を。
これは内外たくさんあります。
イージーですが「緑の地平線」とか「緑の風のアニー」とか「グリーン・グリーン」とか「グリーン・アイズ」とか、「グリーン・オニオン」とか。

でも今日は、いちばんはじめにレコードを買ったフォークグループ、ブラフォーことブラザース・フォアの「グリーン・ソング」3曲を。

はじめは前述した初めて買った洋楽レコード。とうじ聴いていた洋楽のなかではマイナーチューンが新鮮でした。

https://youtu.be/dERADmL8fAE

つぎは映画「アラモ」の主題歌。デイビー・クロケットに扮するジョン・ウェインが自ら監督しました。ほかにジム・ボウイのリチャード・ウィドマークほか錚々たるメンバーの西部劇でした。3時間以上の大作でしたが飽きませんでした。
作曲は「真昼の決闘」や「OK牧場の決闘」のデミトリー・ティオムキン
たしか、この映画より前に観たやはり長時間映画でチャールトン・ヘストンが主演した「北京の55日」(これもティオムキン)の主題歌もブラフォーがうたっていました。

https://youtu.be/GRPPKZzClWE

さいごは、イングランドのトラディショナルソング。いまとなってはこのなかでは一番好きな歌です。「緑の袖」にはいろいろな意味があるようですが、届かぬ愛の悲しみが伝わってきます。

https://youtu.be/cKUZq-MRkwA

冒頭の「忘れな歌」ですが、帰って調べました。
♪ちょうちょうもひらひら 豆の花
でした、「そうだった!」とはならず、へえそうだったのか、という感想が悲しい。
♪妹の つまみ菜つむ手がかわいいな

もはや「妹の」を「妹が」と違えていましたし、「つまみ菜」もまさかの「初耳」。でも♪……手がかわいいな
は「そうだった、そうだった」と記憶がよみがえり、すこし嬉しかった。

3番の「草野球」をする場面も思い出しました。
ああ、いつまで覚えていられることやら。

最後にオマケでYOU-TUBEでみつけた「緑の袖」をもう一度。

https://youtu.be/VFfvsLrepCM


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