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雪よ降れ [country]

emmylou harris.jpg


明日、北海道は雪だといいます。
東京はというと、とうとう今年の冬は雪が積もりませんでした。
豪雪地帯の人たちには申しわけありませんが、雪の積もらない冬はつもらない。いやつまらない。
これもそれもコロナのせいだ。と、言いたくなる。
でも、過去には4月に入って雪が降り、積もったこともあったから、まだあきらめるのは早い、と言っておこう。


雪が積もったら絶対に聴きたくなる、そして口ずさみたくなるうたがエミルー・ハリスの「雪に映える薔薇」Roses in the snow 。

https://youtu.be/l-r8Vm6UCIM

彼と出会ったのは春。
そして6月に結婚しました。

それから輝ける日々が続き、雪が積もった12月の晴れた日、
わたしたちは、雪の上に真赤なバラを置きました。

その後彼は天に召され、雪の上の薔薇の想い出が残りました。

やがて彼が眠っている丘にも花咲きみだれる、春がやってきます。
そして季節が移り、冬が来ると、わたしは雪の積もった彼の墓に赤いバラを供えるのです。

というまるで、八代亜紀の「ともしび」を彷彿とさせる湿り気たっぷりのブルーグラスソングです。

エミルーの最も美しい歌ですね。
はじめのYOU-TUBEの見どころは、ユニオンステーションを引き連れたアリソン・クラウスのハーモニー。なんとも贅沢。さらにいえば間奏でジェリー・ダグラスのドブローが聴けるという至福のセッション。惜しむらくは映像のシャープさにやや駆けること。文句を言ってはいけません、UPしてくれた方に感謝あるのみです。

東京も雪景色を見ないまま、もうすぐ春がやってきます。

いくつになっても「春が来る」予感に言い知れぬうれしさで頬がほころびます。たとえコロナで自粛を余儀なくされるとしても。
みいちゃんだって、「おんもへでたいと」待っているのですから。

最後に春を待ちわびる歌を。離ればなれになる愛する人に「春がまた来れば逢えるじゃないか」というブルーグラスを。

https://youtu.be/XuWn8wZDIjI

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