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路上パフォーマー [on the park]

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どこまで続くぬかるみぞ。

なかなか新型コロナが収まりません。
たしかにひと頃よりは検査で陽性になる人も少なくなった感はありますが。

「緊急事態」の継続はしかたのないところですが、市街の人出は確実に増えております。人が多くなって陽性者が減少するということは、人びとの防疫生活が奏功していることもあるでしょうが、コロナの勢いも衰えているのでは、とも思ってしまう。

正直年寄りのわたしだって、自粛生活にはいささかうんざりしているのですから、若い人はもっとでしょう。見えない敵だけに油断禁物ではありますが。

公園で、中学生らしき男女数人が、通行人に背を向けてダンスに興じておりました。その前にはCDデッキらしきものがあり、そこから初耳ですが、ダンスミュージックが遠慮がちにこぼれておりました。

学校ではダンスの授業があるようですし、フォークダンスしか知らなかったわれわれの時代からすると、世の中変った、ダンスが五輪に、といった驚きがあります。

彼らはきっとどこかでダンスを披露するために練習をしていたのでしょうが、まぁこれもひとつの路上パフォーマンス。
公園では時々みかけます。
多いのが、トランペット、トロンボーン、クラリネット、サクソフォーンなど吹奏楽の練習。そりゃそうだよね、家でやられた日にゃ堪りません。

ひとりでベンチに座り、ガットギターやフォークギターを弾いている人もました。弾き語りをする人もおりました。
木立のなかで尺八を吹いていた年配の方もいました。

いちばんびっくりしたのは、昨年見たベース演奏。
それもギター型ではなくコントラバスと同じエレキのアップライト型。残念ながらサイレントベースだったため音は聴けませんでしたが、ヘッドフォンで目を閉じた30代とおぼしき男性は、おそらくマイナスワンのジャズかなにかを聴きながら悦に入っていたのではないでしょうか。
ボルサリーノにノーネクタイの白ワイシャツ、フォーマルっぽいベストにマンボズボンとなかなかの伊達男でした。

みんないろいろなかたちで発散したいんでしょうね。
楽器をやらない人だってカラオケには行きたい。こうなってみて改めて音楽が人生にどれだけ潤いを与えていたのかということがわかります。
公園ではありませんが、駅前や街中でたまに見かけた路上パフォーマーたちもすっかり家籠りしてしまっているようで、昨今見かけません。

わたしもせいぜい仕事の合間にYOU-TUBEで音楽を見聴きすることが息抜きに。
最後にそんなYOU-TUBEで見た刺激的な路上ミュージシャンを。

https://youtu.be/QHHpa-BBFMo

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