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五度目の正直 [deporte]

高木美帆.jpg

女子パシュート残念。

最後のコーナーで高木菜那がいっぱいいっぱいになってよろめいたときには、ほんとにハッとしました。そして転倒。そのままフェンスまで滑っていきました。

残念な銀メダルでしたが、カナダとの決勝はいい勝負でした。そしてそこいらの映画など吹っ飛んでしまうようなドラマチックな試合でした。今回だけはそのヒロインは髙木菜那選手でしょう。
転倒から立ち上がり、ゴールインして妹に手を合わせる彼女の心中を考えると目頭が熱くなりました。解説者は「謝らなくていい」といいますが、謝らずにはいられないことも真実ですから、謝らせてあげましょうよ。チームゲームの辛いところですね。
でも全力を尽くしての転倒ですから、拍手以外はありません。

思考の整理がつかないなか、インタビューにも素直に応えておりました。インタビュアーは新米アナウンサーだったのでしょうか、このあとマススタートが残っている奈那選手に「意気込み」を訊ねておりました。彼女は「これから考えます」と。そりゃそうだよね。マイクが「失笑」を拾っていましたが、あれは妹さんと佐藤綾乃選手の声では?
美帆さんの受け答えはいつみても冷静で的を射ています。インテリジェンスを感じます。「まだ整理がつかない」と。これまたそりゃそうだよね。彼女にはスケート以外でもいい指導者になる雰囲気があります。


もちろん奈那さんにはマススタートで頑張ってもらいたいし、前回金メダルの実績がありますので期待はしておりますが、申しわけありませんが最大の関心事は妹の美帆さんの最後のレース1000m。
パシュートで目算が外れたので、ぜひ金メダルと獲ってもらいたいし、偉そうなこというようですが獲らせてあげたい。
でも2位になって、1500mで銀、500mで銀、パシュートで銀、1000mでも銀とシルバーメダルコレクターになるのも、それはそれでスゴイ。いや、やっぱり金を。

失意のなかにあっても、次なる試合に臨まなくてはならない奈那さんと、今度こそトップに登りつめたいスケートクィーンの美帆さんの高木姉妹を励ます歌は1979年、2週間にわたってビルボード1位、年間でも5位にランクされたこの歌しかない。

https://youtu.be/RUGYe5TzPBg



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