雲に乗りたい [on the park]
久しぶりの晴れ。もはや秋晴れといってもいいんでしょうね。
空を見上げると一面の青空に白いすじ雲がほどよく点在しておりました。きれいだな。
そのあまりの即興芸術性にしばし空を仰いでおりました。
おそらく今日は何万人、何十万人という人が青い空と白い雲に見とれていたのではないでしょうか。
何人かはついでにUFOなどを目撃してたり。それはともかく。
いつものように脳内オーディオより歌が流れておりました。
雲が出てくる歌は無数にあります。おそらく。
JPOPはほとんど知りませんが、多分かなりあるんんじゃないでしょうか。
脳内電蓄から流れてきたのは、
♪雲に乗りたい やわらかな雲に
という黛ジュンの「雲に乗りたい」。1960年代後半の歌謡ポップス。
https://youtu.be/pTwR1P9XVvY
多分、タイトルになっていて、なおかつ歌い出しにでてくるので「脳内検索」に最速でひっかかったのでしょう。
昭和でいうと40年代の半ば。社会は混とんとしておりましたが、流行歌の世界は充実しておりました。
GSブームは終焉の気配で、歌謡界を席巻したのがその黛ジュンをはじめ、最近亡くなった弘田三枝子、いしだあゆみ、奥村チヨ、渚ゆう子などの歌謡ポップスの女神たち。
そして、それまで主流だった歌謡曲も健在で藤圭子が大ブレイク。やがて都はるみや森進一などの歌もふくめ「演歌」と呼ばれるようになっていきました。
くわえて岡林信康をはじめとする和製フォークが台頭してきて、さらには「イメージの詩」で吉田拓郎が登場し、メッセージがあってもなくてもとにかく自作自演のフォークソングというブームがやってきておりました。
ファッションはというと若い女の子はミニスカート、男は長髪にジーンズのラッパズボンというのが主流でした。そんな時代でした。
話を戻しまして、黛ジュンは「雲にのりたい」の前年に「天使の誘惑」をリリースしこの歌でレコード大賞を獲っています。
https://youtu.be/GCl72iMqQh8
この歌のなかにも
♪幸せはオレンジ色の 雲の流れに流れて消えた
ほか3度にわたって「雲」というフレーズがでてきます。
あの頃から半世紀が過ぎてしまったわけですけれど、世の中ずいぶん変わってしまいました。歌も人も。あたりまえだね。
変わらないのは青い空と白い雲だけだ、なんて己の人生同様たそがれております。
同じころ聴こえていた「雲」の出てくるフォークソングをひとつ。
https://youtu.be/gV42FVJxK2Y
2020-09-30 21:50
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0