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天使も夢みる [歌謡曲]

20才になれば.jpg

「月影のマジョルカ」の似た歌さがしは「ブルージーンと皮ジャンパー」でピリオドの予定でしたが、その後も脳内蓄音機が止まることなく回っております。

「月影のマジョルカ」に似た曲はもう出てきませんが、別の曲が。

桜田淳子の「20才になれば」をYOU-TUBEで見ていたら、今でも年に何度か会う学生時代からの友人ふたりのことを思い出しました。コロナの影響でしばらく会えないでいるのでことさらふたりの顔が浮かんだというわけです。

ほんとによく無事で何十年もの間、三人で飲み屋通いをしてきたものだと思います。

まだ若い頃、多分80年代に入ったか入らなかったかの頃だと思いますが、三人でいつもの与太話のなかで、時のアイドル・三人娘のうち誰が好みかという話で盛り上がりました。
山口百恵、桜田淳子、森昌子の三人。

厳密にいいますと、その三人をアイドルと呼ぶには、われわれはいささか歳を重ね過ぎてはいましたが、徐々に遠ざかっていく青春になんとかしがみつかずにはいられない年齢でもあったので、なんの恥じらいもなくそんな話題になったのでしょう。

多分その頃は、山口百恵嬢が、宇崎・阿木夫妻の楽曲によってひと皮むけ、「百恵ちゃんブーム」が起きて、ほかのふたりに大きく差をつけていたのではなかったでしょうか。

友人ふたりは迷うことなく「山口百恵だろう」と。ここで三人が一致してしまうと話はそれでお終い。わたしが異論をとなえれば話はさらに盛り上がる、と考えたかどうかは記憶しておりませんが、わたしは桜田淳子殿に一票。

2対1で当然わたしが不利。ふたりより糾弾され宗旨替えを迫られる始末。まぁ、哀しきおじさんたちの酒の上での会話ゲームだったのですが。

そんな話の中でわたしが桜田淳子のベストソングとしてあげたのがこの曲でした。

https://youtu.be/tG3RlVNoGIk

山口百恵の引退も惜しまれましたが、桜田淳子のフェイドアウトももったいないことでした。
いろいろ社会的問題もあって、どこかスッキリしない消え方ではありました。
いまでもファンのために音楽活動はしているようですが、3人娘のなかでは、歌手としても女優としてももっとも期待していただけに残念です。
しかし時間が経ちすぎてしまいました。何度もいいますが、ほんとにもったいないことでした。

「花物語」の詞はカマトト少女から不倫熟女まで変幻自在に創造してしまう阿久悠。曲は元ロカビリアンの中村泰士。4枚目のシングルで、デビュー曲「天使も夢見る」からのコンビ。

阿久悠はいまさらですが、中村泰士もいい曲を残しています。
「今は幸せかい」(佐川満男)「心のこり」「北酒場」(細川たかし)「喝采」「夜間飛行」(ちあきなおみ)「大阪の女」(ザ・ピーナッツ)「愛情物語」(ヒデとロザンナ)など。

ふつかあまり、脳内で再生された「花物語」。
サビからラストのメロディーが印象的で耳に残るのですが、あまり何度も再生されるもので、途中からまたまた「あ、これどこかで聴いたことが……」という思いが。

しかし、しばし脳内パソコンで検索してみましたが、いまだ発見には至っておりません。

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